2011年06月11日

雑記 「時間」・「想い」

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震災直後は、あれこれと考えることの方が多かったのですが、徐々にカウンセリングの仕事が忙しくなってきました。今は本来の自分の仕事に集中しています。

最近のお気に入りアイテムはキッチンタイマー。といっても、きっちり時間を計って料理をするわけではなく、もともと講座での実習用に準備したものです。
パソコンでの仕事をする時に、30分で必ず立ち上がり、少しでもストレッチをすると大分楽なのです。
もしかすると、この細切れ休憩は、パソコン仕事以外でも役立つヒントになりそうな気がします。

*

同じ30分でも、その時していることによって、感じ方が違います。
そろそろ30分かな?と思ってタイマーを見てもまだ10分近く残っている時もあり、逆に、突然アラームが鳴り、一瞬何の音かピンとこないほど何かに集中している時もあります。

「時間は誰にでも平等なもの」とは、私の心に刻まれた人生の先輩の言葉。
その先輩は、皆で行動する時は、予定をきちんと決め、次の集合時刻をきちんと伝えます。
誰かの気分や都合に振り回されることなく、また、お互いに様子を察しあう必要もなく、とても明快なルールなので、私にとって先輩の指示はとても助かります。
先の言葉は、時間は共通である、という意味もあると思いますが、いたずらに他人の時間を奪ってはいけない、という意味もあると感じています。

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平等なはずの時間が平等ではない結果をもたらしていると感じている方が多いのが今の日本ではないでしょうか。

支援の状況。避難の状況。被害の状況。違うことにより、不穏な空気が流れる場合もあると思います。



震災の痛手を感じない日はない3カ月でした。

地震が起きた時刻は同じ。
でも、その日から今までに流れた時間の感じ方は、きっと一人ひとり違うことでしょう。

休む間もなく考える間もなく必死で動いている方。
体は動いていても心の中は茫然と立ち止まったままの方。

あの出来事は、「東日本大震災」という一つの名前ですが、そこから始まった物語は誰一人として同じではないはずです。

密かに尊敬する神戸のカウンセラーの方が、ネットで「今までに(カウンセリングの中で)震災の話がでなかった年はない」とおっしゃっていました。

どんな出来事を、どれくらいの時間をかけて、どのように受け止めていくかは、おそらくその方の人生の流れにのっていくものだと思います。

人と比べて焦ったり複雑な感情を持つことがあるかもしれませんが、割り切れないこと、前向きになれないことで自分を責めず、その人自身のペースで時間を過ごしていきたいものです。


今、カウンセラーとして思うことは、今回の震災で「浮き彫り」になったことは沢山あるのですが、一人ひとり固有の物語は、震災前も、その後も、同じように続いているということです。
震災前もいろいろな「格差」があり、個人のパーソナリティも「違う」のが当然であり、その中で、様々な問題と向き合っている人がいるわけです。

もし、その問題が「心」や「感情」のことなら、私にもお手伝いできることがあると思います。

今後も精進して、カウンセラーとしての仕事をさらに高めていきたいと、最近あらためて感じているところです。
posted by サトウマリコ at 22:11| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
佐藤さん、こんにちは。「時間は誰にでも平等なもの」という言葉、私も心に刻まれました。私は4月から仕事を離れ、主婦をしています。そんな私にとてもいい言葉を紹介して頂いたと感謝です。「誰かの気分や都合に振り回されることなく、また、お互い様子を察しあう必要もなく」というのがまたいいですね。
Posted by AS at 2011年06月19日 10:22
>ASさん

こんにちは。4月から新しい生活がスタートしたのですね。
地域性もあるのか、「察する」ことでコミュニケーションをとるのが当たり前、ということに普段の生活で多々遭遇します。一長一短があるかもしれませんが、やってみると、時間(場合によっては他のことも)を明快に決めることって、悪くないなと感じています。仲間同士、その感覚が一致していれば、よりいいのですけどね。
Posted by サトウ at 2011年06月20日 10:13
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