2010年10月01日

本の紹介

ほめ言葉のシャワー

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ことば:「シャワーに参加してくださったみなさん」
編・著 水野スウ/中西万依
2008年6月8日 初版第1刷発行
2010年4月17日 第17刷発行


この本は、てのひらサイズの手づくり本です。といっても、製本作業自体は10刷まで手作業で、その後は印刷会社にお願いしているそうです。

もともとは手づくりで製本していて、今でも市販されていない本ですが、口コミでかなりの冊数が売れたのだそうです。

どんな本かというと…

まず、装丁が素敵。
あたたかいんです。
枠にとらわれない、さりげないイラストや写真。
そしてその隙間を、それぞれがいるべき場所を知っているかのように、ぬくもりを持った手書きの言葉が埋めています。

石川県在住の水野スウさんとおっしゃる方が、ワークショップの中で参加者のみなさんに、ほめ言葉のシャワーというものをやっていただいているのだそうです。

「あなが言ってもらいたいほめ言葉、はなんですか」
こうお訊きして、その場にいる一人ひとりに小さな折り紙を渡し、一枚にひとつずつほめ言葉を書いてもらい、そのあと半分に折ってかごの中へ。それをまぜて、一人ずつ順番に紙を取ってもらい、自分の手の中にあるほめ言葉をペアの相手に伝える・・・そんなワークなのだそうです。

そのワークから沢山の素敵なほめ言葉が生まれ、やがて、この本が生まれたわけです。

中西さんの「おわりに」の言葉によると「えらい学者さんが机の上で練り上げた言葉じゃなくて、今この世に生きているどこかの誰かが、自分の生活の中から生み出した言葉。そんな言葉の呼吸が伝わってくるような本にしたい、という思いをカタチにしたらこんな本になりました」ということなのだそうです。

この言葉にぎゅっとこの本の意味が凝縮されているように感じます。


みなさんは、「ほめ言葉」というと、どんな言葉が思い浮かぶでしょう。

「すごいね」「素敵だね」「がんばったね」……。もっといろいろあるかもしれませんね。

ほめ言葉は嬉しいもの。

だけど私たちは日本人だからなのか、ほめ言葉を発することにも受け取ることにも慣れていない人が多いように思います。
だって、慣れていたら、私も心理学の講座でやっているように、わざわざ、相手を褒めるワークなどする必要がないわけですから。

本を読んで私自身、あらためてそのことに気づかされたように思います。

そしてもうひとつ気づいたのは、同じほめ言葉でも、自分に響く言葉と響かない言葉があるということ。

それは何故なのか……。

きっと、言われて嬉しいほめ言葉には、その人の生き方やがんばっていること、感性、価値観、そんなものが関係しているからではないでしょうか。

他の人にも読んでもらいましたが、それぞれにいいと思った言葉が違いました。その人の感性に響く言葉。その人が一番大事にしていたこと。そこを突かれると、ぐっとくるんです。


この本を読んでいると、きっといくつか自分の心に響く言葉が見つけられると思います。

沢山の言葉の中から、少しだけ抜粋させていただきます。


今日のごはん おいしかった!

やっぱりウチが一番やわー

腕白ざかりをよく育ててるよ!

遠くにいてもあなたを想うとあったかくなるんだ

生まれてきてくれて ありがとう

あなたが必死に生きていること 私は知ってるよ



どうでしょう・・・あなたが受け取りたいほめ言葉はありましたか?

「ほめ言葉のシャワー」には気持ちよいシャワーのような言葉があふれています。

興味のある方はこちらから辿ってみてください。

http://kimochi-tea.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_41fd.html

カウンセリングセンターの待合室にも置いておきますので、よろしければ、いらした時、手に取ってご覧くださいね。

この本を紹介してくださったT様、ありがとうございました。
posted by サトウマリコ at 14:09| Comment(2) |
この記事へのコメント
 母だからでしょうか、「今日のご飯おいしかった」というフレーズはうれしいですね。
ちょうど今夜ブリ大根を作ったのですが「ブリが美味しかった」と息子に言われて喜んでいました。
だって私も同じ感想を持って「ブリ美味しい!」と一人でつぶやいていたのですから。

 ほめ言葉はうれしいですね。
誰も言ってくれないならせめて自分だけでも言ってあげたいと思って実行しています。

 佐藤先生のブログが私に元気をくれますよ!
Posted by みきこ at 2010年10月01日 22:10
>みきこさん

みきこさんの手料理&手づくりおかしには愛情以上のものがたくさんこもっていますよね^^

このほめ言葉がうれしいというお母さんの気持ちに気づく頃、子供さんも大切なことに気づくのかな、なんて最近思うようになりました。

このワーク(ほめられたい言葉を自分で書いて、カゴに入れる)、ご家庭でもやったりするらしいのですが、どうなんでしょうね〜。照れくさいのでしょうか。

言われたらうれしいけれど、まずは自分で自分をほめる!これはとても大事だと私も思います。

みきこさんの強さと誠実さ、明るさ、逞しさ…私もたくさんの元気と勇気をいただいています。
Posted by サトウ at 2010年10月02日 00:12
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