2009年05月28日

カウンセリングルームの窓9

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引き続き、思い浮かんだことを綴ってみたいと思いますドコモ提供
カウンセリングルームの舞台裏、カウンセラーの呟きだと思ってください。

前回、カウンセリングを必要だと思った人を迎え入れる準備、ということについて少し触れました。自分がどんな準備をしているのか、ということを考えてみると。。

例えば、落ち着いて話ができるような環境を整えることもそのひとつです。
いろいろな制約がある中で、できるだけ利便よく来ることができて、部屋の外の騒音や、部屋の中の家具をどんなものにするか、配置はどうするか…様々なことに気を配り整えるのは、どこのカウンセリングルームも同じだと思います。

そういったハード面での準備もさることながら、実際にカウンセリングの仕事を始めてみて気づいたのは、カウンセラーである自分自身のコンディションを整えておくことの大切さです。

私の場合は、カウンセリングを90分で行うことが多いのですが、その間、かなりの集中力を必要とします。

一人の人のお話を伺うとき、背後には、その方の年齢と同じだけの時間が横たわっています。その時間の中で様々な経験をされたわけですし、身につけた考え方もあります。そして今、自分の人生に起こったことに、なんらかの問題や疑問を感じて、カウンセリングルームを訪れているわけです。

たった90分で、その人以上にその人を知ることはできません。
カウンセラーにはわからないことが沢山あります。
それでもなんとか、その人の本当の問題になるべく正確に行き着き、一緒に考えることができるように努力をします。
だから、普段友達と世間話をする時とは違った筋肉の使い方をします。
一瞬一瞬が勝負なわけです。

他の仕事でも同じだと思いますが、身体的にも精神的にもいい状態でいないと集中力が保てないと思います。

具合が悪ければ、たとえ数秒のことだったとしても自分のほうに意識がいったりしますし、自分自身が悩みを抱えていて精神的に安定していないと、どこかでミスがでるような気がするのです。

というわけで、カウンセラーの仕事を始めて、さらに体調管理には気を使うようになりました。特別なことをしているわけではないのですが、以前よりは食事のバランスが改善されたと思いますしたらーっ(汗)風邪もあまり引かなくなりました。

そして精神面については、家族や身近な人をこれまで以上に大切に思えるようになった気がします。自分がこうして仕事をしていられるのも、家族の支えがあってのこと、と思うのです。

とはいうものの、カウンセラーだからといって、完璧な人間であるわけではありません。
病気もしますし、悩みがあるのも同じ。
私にも持病があるし、どうしてもなかなかクリアできない困った癖もあります。
ただ、そういうことに対して立ち向かうこと自体も、カウンセラーという仕事をするうえで、すごく役にたっているなと感じています。

つまり今の自分がしていることは、全てカウンセリングに役に立つということが、最近わかってきました。

仕事をしている時以外は、淡々と日々の生活を送っている時間が多いわけですが、そういう時間を丁寧に過ごすことが大事なんだな、と。<日々是好日>・・・そんな心境の毎日です。
そして、こんな毎日を送ることも、広い意味では準備になるのかな、と思うのです。
posted by サトウマリコ at 12:44| Comment(2) | カウンセリング
この記事へのコメント
私の友人でうつ病の方がいらっしゃいまして、そのかかりつけの先生が多忙のあまり、体調を崩してしまったという話を聞かされたことがあり、その友人がショックを受けていました。

人を相手にしているお仕事をしていると、マイナスオーラを浴びたりということは不可避ですが、精神科の先生やカウンセラーの仕事って特にそういう一面が高く、だからこそ一層体調管理&自己管理って大切なんだというのをすごく感じました。こうしたお仕事に真摯に携わる方々には頭の下がる思いですね。


こうした体調不良などは、食習慣の乱れが起因している場合も多いですよね。私自身も食習慣の問題を改善したことによって、不眠・便秘・冷え性に関する問題が大幅に改善されました。以前はしょっちゅう風邪を引いていたんですが、3年近く内科で健康保険証を一度も使わなくなりました。


私自身、お仕事を通して、相手からマイナスオーラを浴びるようなことがあった場合でも、いかにそれをプラスのエネルギーでアウトプットするかっていうことを考えるようになれました。まだmだそんな上手ではありませんし、まだまだこれからですが。。。


このブログを読んで、自分自身、今自分のしている全てのことが、お仕事にもプライベートにも生かされていることを教わったような気持ちです。
Posted by Hakucho at 2010年01月01日 12:45
確かに、他の人からマイナスのオーラを浴びる、という感覚、わからないでもないです。
そのことに対して、カウンセラーや精神科医の方は、それぞれに自分なりの立ち位置とか姿勢がおありだと思います。

私の場合は、頑なな決め事はないのですが、利用者の方から、時には逆にものすごいプラスの刺激をいただくこともありますし、今、ここまでの仕事ができているのも今までお会いした皆さんのおかげだと思っています。

また体調不良は、心の問題が始まりなのではなく、睡眠不足・過労・栄養学の観点で見るという考え方もありますね。
どちらが先というわけではありませんが、大きく影響しあっていると思います。

Hakuchoさんは食生活を改善されて、体調もよくなってこられたのですね。

拙いブログですが、今後ともよろしくお願いします。
Posted by サトウ at 2010年01月03日 19:10
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