2006年08月25日

すれ違い

盛岡駅の新幹線の北口とフェザン南館のドラッグストアのあたりを繋ぐエスカレーターをご存知でしょうか。

人が一人だけ立てる、幅の細いエスカレーターが、上りと下り隣合って並んでいます。
今日、用事を終えて上りのエスカレーターに乗った時のことです。
中盤あたりで、「あっ」と声を掛けられ、顔を上げると隣の下りエスカレーターに以前の職場でご一緒した方が乗っているではありませんか。私も思わず「あーっ」と叫び、お互いに手を伸ばし触れ合いながら上と下に離れていきました。

咄嗟に顔をしっかり見つめ合ったので、お互い元気でいることは確認できたと思うのですが、どうしてこういう時って言葉がでてこないんだろう。。
かろうじて、相手の方が「メールするから!」と叫び、私は大きくうなずいてそのまま離れていきました。

この場合、多分下って来る側の人が、上って来る人の顔に先に気づくのだと思います。
以前、私が下りの時に、やはり昔の同僚に会ったことがありました。
とても懐かしくて、それ以来なんとなく上りのエスカレーターの人を眺めながら毎日乗っていたことを思い出します。


昔、ふと考えたことがあります。
例えば、人生がこんな風に何かに乗って進んでいるのだとしたら、誰かと一瞬でもすれ違うことは、とても貴重なことだな、と。
だから人との出会いは大切にしたい、と心から思いました。そして、実際、同性異性にかかわらず、大事だと思った人とは、食事を共にしたり飲みに行ったりする機会は逃さないようにしていたと思います。

今もなるべくそうしていますが、やはり20代に比べると外出する時間は格段に減りました。
それでも、思うんです。
たとえ会う回数が減ったとしても、相手を思う気持ちは変わらないなって。
しっかりと時間を共有した人は、しばらく会っていなくても、今日みたいに偶然再会した時に一瞬でも言葉を交わし、視線を交わすことで、何かが通じ合うことを実感するからです。

それは、もう二度と会えない間柄だとしても、そうだと思うんです。

だから、会っている時の一瞬一瞬を大切にしたいです。
後悔しないように晴れ

posted by サトウマリコ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/1189703

この記事へのトラックバック