
「盛岡の暑さはお盆を過ぎると和らぐ」と思っているのは、私だけではないのだな、と思ったのは、先日クリーニングを出しに行って、気さくなお店のお姉さんとお話した時でした。なんでも、一緒に住んでいるおばあちゃんが教えてくれとか。
ほんの少しですが、朝晩の風が涼しくなってきて、それを実感しているところです。
とはいうものの…本当のところは、少しバテ気味でした

なんとなく、お腹の調子が悪かったり、気分もしゃきっとしなかったり

そんな中、昨日はお休みということで、一家で宮古を目指してドライブをしてきました。
海水浴をするつもりはなかったので、簡単な敷物とタオルしか準備していなかったのですが、とりあえず、宮古についてお昼を食べた後、浄土ヶ浜を目指していくと…駐車場が全部満杯。
なので、知る人ぞ知る、「女遊戸(おなつぺ)海水浴場」へ。
よかったです

いつもリラクゼーション用の音楽で波の音を聴いたりはしていますが…本物の海のなんと優しいことでしょう。
海岸に着いて、海の風にあたり、波の音を聴いただけで、気持ちがすごく楽になるのがわかりました。
そして、足だけでも、と思い水に入ると、寄せては返す波が本当に気持ちいい。
自然に笑顔になります。
そして、そこら中にいる人たちの顔も皆笑顔です。
大袈裟ですが、まるで楽園のようでした。
日々、嫌なニュースを聞くたびに、不安になったり、嫌な気持ちになったり、未来の世の中を憂えたりするけれど、国道からちょっと脇道に入った先に、こんな幸せな空間が広がっているということがあったのですね。
なんだか、忘れていた空間を思い出したような気持ちです。
近頃、遠出はあまりしていなかったので、とてもリフレッシュできました

十年以上前のことですが、仕事の都合で数年間宮古に住んでいたことがあります。
そういえば、あの頃、なんとなく気分がすっきりしないような日に、職場の帰りに回り道をして海を見ながら車を走らせたりすることがありました。
ほんの一瞬なのですが、眺めるだけでもほっとするんです。
すぐ近くに海がある生活っていいなあ、と思ったものでした。
海には不思議な力があるようです。
きっと海だけでなく、人間にとって自然は理屈抜きで必要なものだという気がします。
また癒されに行こう。。岩手県は広いので、ちょっと行くといろんなスポットがありますものね
